旧姓併記パスポート取得メモ(2016年11月時点)
私は仕事上旧姓を使っていますが、国内で仕事をする分には今やほとんど障碍がないといえるでしょう。しかし、仕事で海外に渡航する場合、自分の戸籍名と旧姓名が同一人物を示すことを証明する書類がないと、海外で就業する際などに旧姓名での業績などが認められない場合があるそうです。
私は結婚後、特に新姓でのパスポートに切り替えなどを行わずにそのまま使い続けて、期限(2019年)になったら旧姓併記パスポートを取得しようと考えていました。しかし、最近戸籍名で登録されているANAマイレージカードと航空券の名前(パスポートと同一である必要アリ)が一致する必要が出てきたため、少し早めですが新規発給を行いました。申請に際して先人の知恵が大変役立ちましたので、簡単ではありますがメモを残しておこうと思い立ちました。ここでは、通常のパスポートの発給に必要な手続きについては省略し、旧姓併記のパスポートの発給をスムーズにすすめるためのポイントのみに絞ります。
必要なもの(研究職、東京都での場合)
私の場合は状況説明書を申請窓口で書いたので少し時間がかかりましたが、それ以外はほとんど他の人と同じくらいの時間で、パスポートセンターに入ってから40分後(東京都庁、平日午前の場合)には申請が終了していました。1週間後には新しいパスポートを受け取ることができ、この点も一般の場合と同様です。
私は結婚後、特に新姓でのパスポートに切り替えなどを行わずにそのまま使い続けて、期限(2019年)になったら旧姓併記パスポートを取得しようと考えていました。しかし、最近戸籍名で登録されているANAマイレージカードと航空券の名前(パスポートと同一である必要アリ)が一致する必要が出てきたため、少し早めですが新規発給を行いました。申請に際して先人の知恵が大変役立ちましたので、簡単ではありますがメモを残しておこうと思い立ちました。ここでは、通常のパスポートの発給に必要な手続きについては省略し、旧姓併記のパスポートの発給をスムーズにすすめるためのポイントのみに絞ります。
必要なもの(研究職、東京都での場合)
- 戸籍抄本:本籍地(転籍していなければ結婚した市区町村。住所地でないことに注意)にて取得。戸籍個人事項証明書のみでOK。通常の申請の際にも必要だが、旧姓と新姓を確認するという意味でも必要。
- 旧姓使用証明書:以下の東京都の書式を使用しました。理研の場合は約1週間程度で手元に届きました。
- 状況説明書:以下の東京都の書式を使用しました。署名は戸籍名で。業務上旧姓名を使っていること、海外で戸籍名と旧姓名が同一人物を示すことを証明することが必要なことを書けばOK。窓口のお姉さんが添削してくれます。
- 業務上国際的に旧姓を使用していることを証明するもの:国外で発行している学術誌にこれまで旧姓で投稿した論文(1通)と国外で発行している学術誌に旧姓で投稿した現在査読中の論文(1通)、そして将来に渡って受給する科研費の審査結果(登録名は旧姓)の3つを持っていきましたが、これで十分だったようです。日本語の業務メールのみだとおそらく受理されません。
私の場合は状況説明書を申請窓口で書いたので少し時間がかかりましたが、それ以外はほとんど他の人と同じくらいの時間で、パスポートセンターに入ってから40分後(東京都庁、平日午前の場合)には申請が終了していました。1週間後には新しいパスポートを受け取ることができ、この点も一般の場合と同様です。